ムルソー ワインとは?基礎知識と特徴、合わせる料理

【最終更新日】2022年10月9日

ムルソー(Meursault)はフランス、ブルゴーニュ地方、コートドボーヌにあるワインで、ピュリニーモンラッシェ、シャサー二ュモンラッシェ、コルトンシャルルマーニュと並ぶ世界最高峰のワイン産地です。

世界的に大変に人気の高いワインで、赤ワインも生産していますが、樽の風味を生かした柔らかい口当たりの白ワインが生産量のほとんどを占めます。

おおむね400ha強の畑から毎年250万本のワインが生産され、白ワインが98%、赤ワインは2%程度の5万本の生産量になっています。

 

コートドボーヌの生産地域では、鉄道駅がある数少ないコミューンの一つで、ムルソー駅から歩いて10分ほどのところに市街地があり、市役所の建物の前には↑の画像の様な噴水があり、訪れる人を癒します。

 

 

ムルソーワインの基礎知識

ムルソーの特徴


ムルソーはブルゴーニュのコート・ド・ボーヌにある小さな村です。

他の白ワイン名嬢地のモンラッシェ、コルトンシャルルマーニュのような特級畑がないにもかかわらず、世界的に見ても最高級白ワインの一つに挙げられることが多いです。

 

ムルソーから造られるワインは一部はピノノワールを使った赤ワインもありますが、ほとんどがシャルドネのブドウから造られた白ワインです。

味わいの特徴はバター、アーモンド、グリルしたヘーゼルナッツのようなコクがありつつも、柑橘類やミネラル、酸の調和した味わいです。

さらに熟成させると、ドライフルーツや蜂蜜の香りも現れ、早飲みしても長期熟成させてもその時々で素晴らしい表情を見せてくれます。

 

赤の場合は口当たりは丸く、しなやかで、中程度から高めの酸味と渋味、そしてフルーティーさも兼ね備えます。

 

シャルドネ種についてはこちらを合わせてご覧ください。

 

ムルソーの気候風土

ムルソーの気候は夏は暑く、冬は寒く、かつ昼夜の寒暖差の大きい大陸性気候に位置します。

栽培面積は白ブドウがおおむね390haに対して、黒ブドウが10haと圧倒的な白ワインの産地です。

ムルソーのテロワールは多様で海抜458メートルから199メートルに分布し、なだらかな斜面にブドウ畑が一面に広がります。

畑も同じく多様性があり、急な斜面の畑もあれば、平野まで様々です。土壌は粘土、石灰岩、泥石灰で構成され、鉄やマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

 

ムルソーの畑

ムルソーには特級畑、いわゆるグランクリュはありません。

19の1級畑(プルミエクリュ)があり、代表的な畑としてはペリエール、ジュヌブリエール、シャルム、レ・グット・ドール、レ・ブシェール、ル・ポリュゾなどがあります。

プルミエクリュ以外の畑に関しても、素晴らしいワインを造る著名な畑があり、代表的な畑としてクロ・ド・ラバール、レ・ナルヴォー、レ・グランシャロン、レ・ヴィルイユなどがあり、プルミエクリュではない村名畑でも区画名をエチケットに記載する生産者も多くいます。

一級畑は以下の通りです。

Les Cras

Les Santenots Blancs (Santenots)

Les Plures (Santenots)

Les Santenots du Milieu (Santenots)

Les Santenots du Dessous (Santenots) – red only

Les Vignes Blanches (Santenots) – red only

Charmes

La Jeunelotte (Blagny)

La Pièce sous le Bois (Blagny)

Sous le Dos d’Ane (Blagny)

Sous Blagny (Blagny)

Perrières

Clos des Perrières

Genevrières

Le Porusot

Les Bouchères

Les Gouttes d’Or

Les Ravelles

 

ムルソーはお隣のモンラッシェとはちがい、相対的にソフトでわかりやすく、そのためコートドボーヌの高級白ワインの中では初心者向きのワインとして紹介されることも多いです。

英語圏の人から見ると、ムルソーという響きが大変に良いらしく、特に英語圏のワインファンに絶大な人気のあるワインです。

面積も大きく、かつ名前が通っているところから、以前はいい加減なネゴシアンワインも多かった印象でしたが、現在では村名クラスであってもどれも品質は高く、ほとんど外れることのないワインになっています。

 

代表的な生産者

・コントラフォン

世界の白ワイン生産者でも最高峰に位置するドメーヌ。「ムルソーのスペシャリスト」とも評されるムルソーの看板のような生産者です。

・コシュデュリ

ムルソーでコントラフォンと双璧をなすドメーヌ。世界的にも人気が高く、ワインの値上がりが激しいため手が届きにくい生産者です。

・ルーロ

生産量も少なく入手困難ですが、熱狂的なファンも多い上質なムルソーを造るドメーヌで、もし店舗で見かけたら是非手に取っていただきたい生産者です。

 

マリアージュ

ムルソーは極上のアロマをもち、味わいも他の白ワインと比べて非常になめらかなワインです。

なので家庭料理もいいのですが、是非少し高めのレストランの料理と合わせることをおすすめいたします。

フレンチならばソースに白ワインやクリームを使った白身魚の料理、または鶏肉料理とよく合うことでしょう。

白ワインではありますが、酒質も強いので、ローストチキンなどにも合わせることができます。

 

高級なあわびを使ったバター焼きや青カビチーズともムルソーの濃厚さと合わさり素晴らしいマリアージュとなります。

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